YouTubeのチャンネル登録者を増やす方法とテクニック
YouTubeのチャンネル登録者を増やす方法
最近はYouTuberになる方がものすごい勢いで増えてきていますが、多くの方はチャンネル登録者が伸びずに苦労しているのが現状しょう。
チャンネル登録者が1万人以上いるチャンネルは全体の1%もなく、数多くあるSNSの中でもYouTubeで登録者を増やすのは一番難易度が高いと言われています。
チャンネル登録者を増やすには、魅力的で価値のある動画を作るのが基本ですが、それだけでは効率的にチャンネル登録者は増やせません。この記事ではチャンネル登録者を増やすためのコツやテクニックを詳しく紹介していきたいと思います。
動画をたくさん投稿しよう
当たり前のことですが、チャンネル登録者を増やすには、動画をたくさん投稿することが大切です。そして、ただ闇雲に動画の本数を増やすのではなく、以下の点に気を付けて動画を投稿してみてください。
まずは動画の制作スキルを向上させる
どんなYouTuberでも最初から良い動画を作れたわけではありません。超人気YouTuberでも最初の頃は編集も未熟で品質の低い動画を多く投稿しています。
YouTuberとして活動を始めたばかりのうちは、とりあえず作る動画の本数を増やして、動画の制作技術を上げるべきです。動画を作っているうちに、自然と動画編集にかかる時間が短くなったり、より高品質な動画を作れるようになります。高品質な動画を作れるようになれば、チャンネル登録者数も自然と伸びていきます。
動画がバズるまで継続する
YouTuberを始めた人の大半は数か月もしないうちに辞めていきますが、半年から1年は続けるべきです。動画投稿を続けていれば、他の動画の関連動画に掲載されたり、急上昇フィードに掲載される確率が上がり、一度バズれば急激にチャンネル登録者数を増やすことができます。
私が運営するチャンネルは開設して1年ぐらいは、1日にチャンネル登録者が数人しか増えませんでしたが、一度動画がバズって1日に1000人以上登録者が増えたこともありました。動画をバズらせることはなかなか狙ってできるものではありませんが、動画を投稿し続けていればバズる確率はどんどん上がるはずです。
ヒット動画のリメイクをしてみよう
動画をたくさん投稿し続けていると、再生回数が伸びやすい動画と、伸びにくい動画の傾向が分かるようになってきます。再生回数というのは視聴者の好みや需要を表す指標の一つですので、再生回数が伸びた動画をリメイクして似たような動画をもう一度投稿すると、同じように再生回数を稼げることがよくあります。
ヒットした動画を継続して投稿すべきという事は、YouTubeもサポートサイトで公式に推奨するほど効果の
あるテクニックです。
継続して動画投稿していれば、必ずヒット動画、ヒット企画は生まれますので、それを繰り返して視聴者の好みに応えられるようにしていきましょう。また、再生回数だけでなく、高評価数やコメントの内容にも耳を傾けることも、視聴者の好みを知る上で大切なことです。
人気YouTuberを真似てみよう
YouTubeで成功するためには他とは違う個性が求めらますので、人気YouTuberをそのまま真似する事はオススメしません。しかし、人気YouTuberの動画には人気になるための要素が多く含まれています。その要素を上手く真似して、自分のチャンネルに取り入れることが大切です。
真似できる点はたくさんある
YouTuberとして活動している方であれば、好きなYouTuberや目標にしたいYouTuberがいるかと思いますので、徹底的に研究してみてください。企画内容、動画の編集方法、サムネイルの作り方など、真似できる要素はたくさんあります。
また、真似をするのは自分のチャンネルとジャンルの近いYouTuberを選びましょう。特定のジャンネルで既に成功しているYouTuberを真似ることで、そのジャンルでの成功パターンに自分も近づけることができます。
YouTube内の流行に乗ろう
YouTube上では特定の企画が流行する現象がよく起きていますが、最近の流行を知り、その流行に乗っかった動画を作ることも重要です。YouTubeには「急上昇」フィードという仕組みがあり、再生回数が急上昇しているトレンド動画や、これから急上昇しそうな真新しい動画を毎日確認することができます。
「急上昇」フィードはできるだけ確認し、最近の流行に関連した動画を作ったほうが動画の再生回数を伸ばしやすくなります。
人気動画の関連動画枠を狙おう
やや古い手法ではありますが、人気動画の関連動画枠を狙う方法もあります。これは、人気動画のタイトルや説明文を真似て動画を作り、人気動画の関連動画枠に掲載されるようにするという方法です。
全く効果がないわけではないのですが、同じような手法を使う人が増えたのと、YouTube側が関連動画の仕組みをより複雑化させたせいで、狙って行うのはとても難しくなっています。人気動画を真似すること自体は良いことですので、関連動画枠は少しだけ期待するぐらいの気持ちでやるのがいいかもしれません。
視聴者に価値を提供しよう
視聴者に何を提供できるか考えよう
視聴者にチャンネル登録してもらうためには、チャンネルに価値を感じてもらう必要があります。
あなたのチャンネルは視聴者にどんな価値を提供しているでしょうか?役に立つ情報を提供するという分かりやすい価値の提供もありますが、シンプルに面白さや癒しを提供しているチャンネルもあるかと思いますが、一度じっくり考えてみてください。
視聴者に価値を提供できていない自己満足な動画では、チャンネル登録者は増えません。
チャンネルの価値をわかりやすく伝えよう
役立つ情報を提供したり、シンプルに面白さや癒しを提供したりと、提供する価値はチャンネルによって様々かと思いますが、その価値がきちんと視聴者に伝わっていないと意味がありません。
底辺YouTuberが作る動画は、内容に一貫性がなかったり、結局何が言いたいのか分からない自己満足な動画を作りがちです。
そうならないように、どんな視聴者をターゲットにし、どんな価値を提供したいかを考えたうえで、チャンネルのブランディングを行ってください。チャンネル名やチャンネルアートをはじめ、動画を見ればどんなチャンネルなのかすぐに分かるようにするアピールを行うことが大切です。
関連記事①:チャンネルアートの作り方と参考例
関連記事②:YouTubeチャンネルをブランディングする方法
個性や専門性を重視しよう
最近のYouTubeはライバルの数が急激に増えてきており、他とは違う個性や専門性が強く求められています。色んな話題を幅広く扱うチャンネルよりも、専門分野に特化したチャンネルのほうが、チャンネル登録者が付きやすくなっています。
例えば料理のレシピ全般を扱うよりも、洋菓子に特化したり、中華料理に特化させたほうが、より個性や専門性が強くなります。
個性や専門性を出すには、自分のスキルや経験、職業を活かすようにするのがオススメです。芸人さんであればお笑いのスキルを活かして面白い動画を作っていますし、最近ではお医者さんが医療に関する専門知識を解説する動画を投稿していたりまします。
逆に、なんのスキルも経験もない凡人ではYouTubeで成功するのは難しいでしょう。
視聴者にチャンネル登録を促そう
視聴者に対してチャンネル登録を呼びかけるのは、チャンネル登録者を増やす方法の中でも、基本中の基本ですので必ず実施しましょう。
動画の中で促すのが最も効果的
チャンネル登録を呼びかけ方法はいくつかありますが、動画の中で呼びかけるのが最も効果的です。そして、テロップの文字で促すのではなく、自分の声やナレーション音声を使って促すとさらに効果的です。
また、単にチャンネル登録をお願いするのではなく「登録すると〇〇〇に関する最新情報を常にチェックできます!」や、「うちのチャンネルを登録して〇〇〇について一緒に学びましょう!」など、チャンネル登録をしたらどんな価値が提供されるのかを合わせて伝えるとより効果的です。
エンドカードで促そう
チャンネル登録の呼びかけを行う一番ベストなタイミングは動画の終了時です。YouTubeには「カード」という機能があり、そこで関連動画へのリンクやチャンネル登録ボタンを表示することができます。
上記の画像は動画終了時の「カード」に関連動画とチャンネル登録ボタンを表示した例です。当サイトでは「カード」機能を効果的に利用するためのフリー素材を公開していますので、以下のリンクから確認してみてください。
関連記事:YouTubeの終了画面に使えるフリー素材を公開しました
また、「カード」の設定方法は以下の通りです。
1.YouTube Studio にログインします。
2.左側のメニューで [動画] を選択します。
3.編集する動画をクリックします。
4.[カード] ボックスをクリックします。
5.[カードを追加] を選択します。追加するカードの種類の横にある [作成] を選択します。
6.カードをカスタマイズして、[カードを作成] をクリックします。
7.動画の下のタイムラインでカードの表示開始時間を調整します。
画像・ロゴの透かしで促そう
YouTubeには「画像・ロゴの透かし」という機能が用意されており、この機能を使うと動画の右下に任意の画像やロゴを小さく表示させ、そこをクリックすると視聴者にチャンネル登録をさせることができます。設定手順は以下の通りです。
1.YouTube Studio にログインします。
2.左側のメニューから [設定] を選択します。
3. [チャンネル] 次に [ブランディング] を選択します。
4.[画像を選択] を選択し、画像・ロゴの透かしとして使用する画像を選びます。
5.画像・ロゴの透かしの表示時間を選択します。
6.[保存] をクリックします。
とても簡単に設定できますし、一度設定しておけば全ての動画に反映されますので、ぜひ設定しておきましょう。
チャンネルを分析してみよう
チャンネル登録者がなかなか増えなくて悩んでいるのであれば、自分のチャンネルの強みや弱点を細かく分析してみましょう。チャンネル分析は「YouTube Studio」にログインし。「アナリティクス」のメニューから行うことができます。「アナリティクス」では様々なことを分析することができますが、まずは以下3つのことを分析してみてください。
クリック率
正しくは「インプレッションのクリック率」と呼ばれるもので、あなたの動画が視聴者の登録チャンネルフィードや関連動画枠に表示されたとき、何パーセントの人がその動画をクリックしたかを表しています。
上記の画像は、私のチャンネルで公開している動画のクリック率を調べたときのものです。クリック率は平均5%と言われていますが、人気動画は軽く10%を超えます。
もし、あなたの動画のクリック率が5%を下回っているのであれば、動画タイトルと動画サムネイルが魅力的でない可能性が高いです。ぜひ動画タイトルと動画サムネイルを変更して、クリック率が上がるように試行錯誤してみてください。
視聴者維持率
視聴者維持率とは視聴者が動画をどれぐらい見続けたのかを確認するための指標です。視聴者維持率が高ければ高いほど、視聴者を引き付ける魅力的な動画だということになります。
上記の画像は、私のチャンネルで公開している動画の視聴者維持率を調べたときのものです。人気動画の視聴者維持率は80%近くになることもありますが、標準的な動画では40%~50%と言われています。ですので、40%を下回っていれば視聴者に全く魅力のない動画になっている可能性が高いです。
自分のチャンネル内の、各動画の視聴者維持率を調べることで、どんな動画が良くて、どんな動画がダメなのか傾向が分かってくるはずですので、それを今後の動画作りに活かしてください。
また、動画タイトルやサムネイルに書かれている内容と、動画本編の中身の内容が異なると視聴者維持率が大きく下がります。これは「タイトル詐欺」「サムネ詐欺」とも言われ、視聴者に嫌われる要因の一つですので注意しましょう。
チャンネル登録者の増減
チャンネル登録者を増やしたいのであれば、視聴者がどの動画からチャンネル登録を行っているのかを確認するのも大切です。
上記の画像は、私のチャンネル内で一番チャンネル登録の多い動画を調べたときものです。この動画は過去90日間で1000人のチャンネル登録者が増えています。
ここで大事なのは、この動画と似たような動画を何本も作成することです。チャンネル登録者が増える動画というのは、それだけ魅力がある動画であり、成功パターンを表している動画であるからです。
逆にほとんどチャンネル登録者が増えていなかったり、逆に登録者が減っている動画は、魅力のない動画ということになりますので、そうような動画は今後作らないように注意しましょう。
他YouTuberとコラボしよう
多くの人気YouTuberは他YouTuberとのコラボレーションによってさらにチャンネル登録者を伸ばしています。普通のYouTuberであればコラボレーションに対して、ハードルが高く感じるかもしれませんが、YouTubeがサポートサイトでアナウンスするほど効果のある方法ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
コラボには3つの方法がある
他のYouTuberとコラボする形式には以下3つがあります。
1.自分が他のチャンネルに出演する
2.自分のチャンネルに他YouTuberを出演させる
3.お互いのチャンネルに出演し合う
コラボを行う一番の目的は自分のチャンネルを知ってもらうことです。ですので、チャンネル登録者を増やすという意味では2と3の形式が効果的です。ただし、コラボというのは基本的にお互いにメリットが発生しなければ成立しませんので、3の「お互いのチャンネルに出演し合う」方法で行うのがオススメです。
また、コラボはチャンネル登録者数やジャンルが似通ったチャンネル同士で行うほうが成立しやすい傾向があります。もし、コラボ企画を今後行いたいと考えているかたは、自分とジャンルが似ているチャンネルで、かつ同じようなチャンネル登録者数のチャンネルに対してコンタクトを取って、コラボ企画を進めてみましょう。
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