動画に入れる字幕(テロップ)の作り方と編集のコツ

動画編集の際、映像内に文字を入れるケースも多いかと思いますが、文字の種類や見た目で映像の印象は大きく変わります。

というわけで、今回は動画内に挿入する字幕（テロップ）の作るときのコツについてご紹介します。

字幕(テロップ)で動画の印象は大きく変わる

まずは以下の画像を見てください。

動画編集の初心者にありがちなテロップの入れ方ですが、すごく安っぽい印象ですし、テロップの文字も読みにくい印象も受けます。

読みにくいテロップには以下の特徴があります。
・文字が線が細い
・原色を使っている
・パソコンに元々入っているフォントを使っている

以下の画像は文字の読みやさに気をつけて、改めて作り直してみたものです。

どうでしょうか？だいぶ安っぽさが消え、テロップの文字もだいぶ見やすくなったと思います。

では、テロップを作成するときのコツを以下で紹介したいと思います。

テロップを作るときのコツ

いつもとは違うフォントを使ってみよう

動画に文字を挿入する際にはパソコンに元々入っていたフォントを使うのではなく、個性豊かなフリーフォントを効果的に使うのがオススメです。ネット上で「日本語　フリーフォント」というキーワードで検索すると、日本語も使えて個性的なフォントを紹介しているページをたくさん見つけられると思います。

筆文字っぽいフォントだったり、極太のフォントだったり、様々なフォントがネット上に多く公開されていますので、それを自分のPCにインストールして上手く活用してみてください。

以下、オススメのまとめ記事

2017年用、日本語のフリーフォント260種類のまとめ
http://coliss.com/articles/freebies/best-of-free-japanese-fonts-for-2017.html

また、以下のページでは人気YouTuberさんたちが使っているフリーフォントをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

YouTuberが使っているフリーフォントは？オススメのフォントをまとめてみた
https://unknownvideo.info/?p=4102

フォントを見やすく装飾してみよう

フォントを読みやすく、そして分かりやすくする為には文字に対する装飾を行うことが効果的です。テレビ番組などでバラエティ番組などでは特に文字装飾が頻繁に使われていますが、文字を装飾することは特定の文字を目立たせたり、映像自体のクオリティを上げる効果もあります。

文字に対する装飾としてよくあるのが、境界線（枠線）を付ける、光彩を付ける、ドロップシャドウを付けるなどです。

最近の動画編集ソフトであれば、この程度の文字装飾機能は付いているでしょう。いちいち文字を装飾していると、手間がかかってしまうものですが、少しでも凝った映像にしたいという方であれば、ぜひ文字の装飾にもこだわってみてはいかがでしょうか？

ただ、動画編集ソフトにもとからついてくる文字の装飾機能はそこまでよくありません。少しでも凝った装飾を行おうとすると機能的に物足りない場合もあるかと思います。私自身も動画編集ソフト上で行うのには限界を感じており、そういった場合には別途画像編集ソフトで文字を画像として作成し、その画像を動画に挿入する方法がオススメです。

もし、動画編集ソフトでも文字装飾に限界を感じている方は別途、PhotoshopやIllustratorなどのソフトを購入してみてください。

オンラインストアでテロップベース素材を公開中

テロップの下に敷く「枠」をテロップベースと呼びますが、テロップベースを使うと文字をより目立たせることが出来たり、動画の印象を華やかにすることができます。

当サイトでは、テレビでよく観るようなニュース番組風テロップベースから、よくあるクイズ番組風のテロップベースまで、各種テロップベースをBASEのオンラインストア上で公開中です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

https://youtuberhack.buyshop.jp/

※ 公開している素材はまだ少ないですが、順次追加していく予定です。こんなテロップベースが欲しいなどのご要望がありましたらコメント欄にてご連絡ください。