あのメイク動画はどう撮っているのか?撮影方法を調べてみた
ここ数年の間にYouTube上ではメイク動画の人気が爆発的に広がっており、メイク動画をYouTube上にアップする女性の数も増えてきました。
私は男なので、メイク動画を撮りたいなどとは全く思わないのですが、人気のメイク動画を見てみると、照明の使い方が上手いのか、顔を凄く綺麗に撮影されている方が多いです。その点だけがいつも気になっていたので、今回はどうやったらあんな動画を撮影できるのかを調べてみました。
明るく綺麗なメイク動画
まずはメイク動画で人気を得ているYouTuber、sekinerisaさんの動画を見てください。
顔には影がなく、明るく撮影できているため。美肌に見えるだけでなく、透明感までも感じられる映像に仕上がっているかと思います。
当然ながら、このような映像を撮りたいという場合には照明機材を上手く利用する必要がありのですが、いったいんどんな照明機材を使っているのでしょうか?
メイク動画に最適な照明機材
つい最近、sekinerisaさんのドキュメンタリー動画「Episode SekineRisa / 関根理紗 1/2」がYouTube上で公開されていたのですが、その動画の中にヒントがありました。
リングライト
ドキュメンタリー動画のワンシーンなのですが、左上に白くて大きな輪っかが見えます。これはリングライトというものなのですが、ライトの光源がリング状になっている照明機材であり、物撮りやグラビア撮影で使われたりするものです。
このリングライトのメリットはなんと言っても光を発する光源の数と面積が増えることによて、被写体に影ができにくくなることです。
少し大きめなので、扱いの難しいプロ用機材っぽい印象も受けますが、ただの照明器具ですので扱いは難しくなく、値段もそこまで高くはありません。アマゾンで簡単に買えてしまいます。
リングライトの効果
では、リングライトを使用すると実際にはどのくらいの効果があるのでしょうか?
チャンネル登録者100万人を超える海外の人気メイク動画チャンネル「itsjudytime」で、リングライトの効果を説明されていましたので、その時の様子を紹介します。
まずはリングライトを使用していない状態です。映像が全体的に暗い印象になっており、肌の質感や血色もよくないように見えます。
次はリングライトを使用した場合です。映像の明るさが格段に上がっているだけでなく、肌の血色もよくなっているように感じます。
どうでしょうか?リングライトを使用するかしないかでかなり大きな差があるかと思います。
リングライトはいわゆる”女優ライト”と同じ働きをしますので、美肌で血色をよくみせる以外にも肌のしわを目立ちにくくすることも可能です。また、リングライトを顔の正面に置くと、瞳の中に白いリングを映りこませる演出も可能です。
多くのメリットのあるリングライトですので、興味のある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
もっと簡単にできるメイク動画のライティング
記事の前半ではリングライトの便利な点をご紹介しましたが、顔を綺麗に撮影するだけであれば、家にある照明機材でも簡単にできてしまいます。
そもそも家の中では綺麗に撮れない
多くの方はYouTube用の動画を撮影するときに、家の中で撮影することが多いと思いますが、家の中というのは基本的に映像を綺麗に撮れるほどの光量がありません。窓が小さい、天気が曇りである、夜の撮影であるなど、そういう時はどうしても暗い映像になってしまいがちです。
また、以下の画像を見ていただきたいのですが、部屋の照明というのは天井の一箇所についてる場合が多く、顔の下半分や、首周りが影になってしまいがちです。
このように、家の中では顔が影になってしまったり、そもそも光の量が足りず綺麗に撮る事が難しいのです。
クリップライトを使用する
明るく綺麗に撮影するのが難しい部屋の中では、クリップライトを効果的に使用するのがオススメです。
クリップライトであれば、既にお持ちの方もいるかと思いますし、値段が安いので購入しやすいかとも思います。単に明るい映像を撮影するだけであれば、プロ用の機材は必要なく、家電量販店で売っているようなごく普通のクリップライトでも簡単にできてしまうのです。
ただ、可能な限りクリップライトは複数用意してください。そして、以下の図のように設置するのがオススメです。
クリップライトを人物の左右両側に設置することで顔に影ができにくくなります。また、クリップライトは顔と同じぐらいの高さにしてください。高すぎたり、低すぎたりすると逆に変な影ができてしまいます。
使う照明は何もクリップライトでなくても、スタンドライトでも可能です。まずは家にある照明器具を上手く活用して、簡単に試してるといいかと思います。
LEDライトを使用する
価格的にはクリップライトが安くオススメなのですが、最近は撮影用のLED照明を使う方が増えてきています。
LED証明は光量が多くとても明るいのが特徴です。またクリップライトと違って、光量を調節したり、フィルターを使用して光の色を変えることもできます。
ちゃんとした撮影機材で照明にもこだわりたいという方には以下のようなLED照明もオススメですのでぜひチェックしてみてください。
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