YouTuberが企画やネタ考えるときに大切なこと

YouTubeで稼ぐ, YouTubeテクニック

私は今までYouTubeで7年近くYouTubeで活動してきて、たくさんの動画を制作ってきました。狙ってヒット動画を制作するのは大変難しいことですが、最低限気を付けたほうがいいことがありますので、今回はそれを紹介していきたいと思います。

企画を考える時の4つのポイント

なにかに特化しているかどうか

YouTubeで企画を考える時に一番大切なのは”個性”です。人気YouTuberともなると、すでに多くのチャンネル登録者がいますのでどんな種類の動画を投稿してもそれなりに再生回数は伸びていきまます。

ただし、まだ人気の出ていないYouTuberは何か特化してチャンネルの色を出すことが重要です。ゴルフや釣り、特定の学問やスポーツなど、特化するものは何でも構いませんが、まずは自分のチャンネルを特定の分野でブランディングし、興味を持ってもらうことが大切です。

とりあえずチャンネルを作って、とりあえず色んな企画に挑戦してみるというチャンネルでも昔なら通用しましたが、これだけ無数のYouTubeチャンネルが存在し、競争が激化している今ではなかなか通用しないのが現状です。

そんな流れを受けて、最近はマニアックな分野や趣味にスポットを当てたチャンネルが増えてきており、コアなファンを獲得しながらどんどんチャンネル登録者数を増やしています。

例えば、以下のチャンネルはミニチュア玩具に特化したチャンネルです。

一貫してミニチュアに関する動画だけを投稿して、ミニチュア好きなコアのファンを獲得しています。結果的にチャンネル登録者も多く、投稿されている動画はどれも安定した再生回数を叩き出しています。

YouTubeチャンネルの運営に行き詰っている方は、自分のチャンネルは何に特化しているのか?どんな個性があるのか?を改めて考えたうえで動画制作に取り組んでみてください。

まだ誰もやっていない企画かどうか

YouTubeで企画を考える際には、その企画がまだ誰もやっていないかを確認してみてください。確認は、関連するキーワードをYouTube上で検索して行うことが可能です。

無数の動画が存在するYouTubeではしばしば、ネタ被りが発生します。斬新なネタを思いついたと思っても、YouTube上ではすでに多くのチャンネルで同じような企画が散々やられていたといことも多いです。

そもそも、他のYouTuberもたくさんやっている企画は、見方を変えれば「誰でも思いつくようなありきたりな企画」ということになります。

YouTubeでは「誰でも思いつくようなありきたりな企画」は誰からも見られることもなく、話題になることもありません。

以下の動画は包丁作りで有名な「圧倒的不審者の極み!」というチャンネルです。

誰もやらなさそうな事を手間暇かけて丁寧に紹介しているのが特徴で、再生回数も高いレベルで安定しています。

今後のYouTubeで成功したいのであれば、このようにまだ誰もやっていない企画をやるべきです。そのような企画を投稿し続けていると、SNS上でバズったり、話題になったりし、自然と有名になれる確率が上がっていきます。

トレンドを取り入れているかどうか

動画の内容にトレンドを取り入れることは、YouTube Japanが公式にアナウンスしているぐらいなので、とても重要な考えかたです。

ぜひ企画を練る際には、流行っている商品や映画、ニュースなどを企画内容に上手く取り入れてみてください。動画がバズる可能性がアップします。

ただし、ただトレンドを取り入れればいいというものではありません。あくまでサブ的な要素として取り入れるのがコツです。話題性があればいいだろうと、動画本来の品質や面白さが失われないように注意が必要です。

また、トレンドを取り入れるという方法は基本中の基本でもあるので、他のYouTuberも同じような動画を投稿し、ライバル動画が増えることがよくあります。ですので、トレンドを取り入れつつも、自分のチャンネルにしかできない個性的な動画にするのがコツです。

とても役立つ動画かどうか

最近は何か調べごとを調べる時に普通のWebサイトからではなく、YouTubeで調べる人が増えてきています。例えば、料理の仕方だったり、機器の修理方法だったり、文字よりも映像で見たほうが分かりやすい事に関しては動画のほうが必要がられているのです。

ですので、純粋に笑えたり面白いという動画ではなくとも、”役に立つ”という観点で動画を作るチャンネルも増えてきています。

例えば、以下のようなメイク動画や、カメラのレビュー動画も役に立つ動画のひとつです。

メイクのやり方は文字や画像だけのWEBサイトで学ぶよりも、動画のほうが圧倒的に学びやすいジャンルです。実際にメイク系のチャンネルは需要の高まりに合わせて数が増えてきています。

このようなジャンルは専門的な知識を持った人にオススメです。世の中に特殊な知識や経験を持ち合わせた人はたくさんいるのですが、その知識を動画にして紹介している人は圧倒的に少数です。

もし、あなたが他の人にない経験や知識を持っているのであれば、このような役立つ系の動画を企画してみるのも選択肢のひとつです。

キャラクターや個性だけで攻める方法もある

YouTubeには、あえて動画の企画内容にとらわれないスタイルの動画も多数存在します。

以下の動画は私が好きでよく見ているKemioさんの動画なのですが、本人のキャラクターだけで既に強烈な個性が発揮されています。

この動画は単にクラス替えの事を話すだけなのですが、Kemioさんのキャラクターと凄まじいまでのトーク力で、ついつい動画に引き込まれてしまいます。

このようなジャンルは普通の人が簡単にマネできるものではないですが、自分のキャラクターをコンテンツ化して、自分自身をネタにしていくスタイルも存在しています。

YouTubeはライバルの多い大戦国時代

最近のYouTubeは急激に動画のレベルが上がってきています。以前は素人が適当に撮影したホームビデオが溢れていましたが、最近はプロフェッショナルな方たちが幅を利かせているような状況です。

お笑い芸人、アイドル、有名芸能人、そしてテレビ局のような一般企業までが進出してきています。

もともと知名度の高い芸能人はYouTubeチャンネルを開設しただけでニュースになり、一気にチャンネル登録者を獲得していますし、企業が運営しているチャンネルは資金力があるので、プロの技術スタッフを起用して品質の高い動画を作成しています。

例えば、以下の動画は速水もこみちさんの「M’s TABLE」というチャンネルのものです。

もともと高い知名度があった速水もこみちさんの公式チャンネルであり、カメラや編集はプロの方がやられているようです。チャンネルを開設して一か月で登録者は20万近くにのぼり、各動画の再生回数も高いレベルで安定しています。

これからのYouTubeではこのような人たちと闘わなければなりません。

これからYouTubeで成功したいと考えるならば、企画力を磨くのは当然のことですが、マーケティング的な知見や撮影に関する技術力も必要になってきます。

厳しい世界ではありますが、企画力、キャラクター性、撮影技術を磨き、頑張って人気YouTuberを目指してみてください。



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