YouTubeをサクサク再生する方法！重くなったり固まる原因について

最終更新日：2016/11/19 YouTubeテクニック

パソコンでYouTubeを観ている時に途中で動画が止まってしまったり、カクカクとしてスムーズに再生されなくなることはないでしょうか？今回はそんな時に考えられる原因と対処方法についてまとめてみます。

1 YouTubeが重くなったり固まる原因
- 1.1 YouTubeのシステム要件
2 １．ブラウザの問題
3 ２．インターネット回線の問題
4 ３．パソコン自体の問題

YouTubeが重くなったり固まる原因

YouTubeの再生が遅くなったり途中で止まってしまう原因には大きく別けて以下の３つがあります。

・ブラウザの問題
・パソコン自体の問題
・インターネット回線の問題

パソコンで動画を再生するにはブラウザ、パソコン本体、インターネット回線の全てが最適な環境でないといけません。ただし、最近のネット回線やパソコンスペックは格段に向上しており、よほど劣悪な環境でない限り動画の再生ができないということはないでしょう。

ただし、再生はできるものの動画がカクカクと途中で止まってしまったりすることはよくあると思います。というわけで、この記事ではそんな時の対処法について詳しく解説していこうと思います。

YouTubeのシステム要件

そもそも、YouTubeを再生させるための必要要件はどうなっているのでしょうか？YouTubeの公式サイトではシステム要件として以下のように記載してあります。

・最新バージョンの Google Chrome、Firefox、Internet Explorer、Safari、Opera
・500 Kbps 以上のインターネット接続

https://support.google.com/youtube/answer/78358?hl=ja

システム要件をみる限り、ブラウザは最新のものを使っていればＯＫであり、インターネットの速度についても光回線やADSLの方であれば全く問題ないということになり、全く厳しい条件ではありません。

それでも動画がうまく再生できない場合は何かしら問題があるはずですので、その可能性のある問題について以下でご紹介します。

１．ブラウザの問題

YouTubeが重くなったり固まる原因のひとつであるブラウザの問題について紹介します。

ブラウザのバージョンアップ

Internet ExplorerやGoogle Chrome、Safariなど様々なブラウザがありますが、どんなブラウザを使うかよりも最新バージョンのものを使うことのほうが重要です。古いブラウザをそのまま使っている方や、ブラウザのバージョンアップを行っていない方は最新バージョンに上げてみてください。

最新バージョンであれば最新の動画再生エンジンが使われていますので、動画をより快適に再生できるようになる場合があります。

最近のブラウザは自動更新で常に最新化される機能がついていますが、念のためバージョンの更新方法を以下に紹介します。

Google Chromeのバージョンアップ方法
 Internet Explorerのバージョンアップ方法
 Safariのバージョンアップ方法

ブラウザのキャッシュの削除

ブラウザのキャッシュとはパソコンに保存される一時ファイルのことで、表示したWEBページのデータを一時的に保存しておくことで、次回からはページをすばやく表示させることが可能になります。ただし、このキャッシュファイルが大量に溜まると逆にブラウザの動作が遅くなってしまう場合がありますので、ブラウザの動きが遅いと感じたらキャッシュの削除を試してみてください。

Google Chromeのキャッシュ削除方法
 Internet Explorerのキャッシュ削除方法
 Safariのキャッシュ削除方法

不要なアドオンの無効化

ブラウザにはアドオン（拡張機能）を追加することで、新しい機能を追加することができます。とても便利な仕組みではあるのですが、アドオンを追加しすぎてしまったり、処理の重いアドオンを追加していると、ブラウザ自体の動作に影響を与えてしまいます。不要なアドオンは削除（アンインストール）しておきましょう。

Google Chromeのアドオン無効化
 Internet Explorerのアドオン無効化
 Safariのアドオン無効化

ブラウザを再インストール

ブラウザのバージョンを最新にしたり、キャッシュを削除するなどの対処をしても、動作が遅かったり問題がある場合は、ブラウザ自体が正常に動いていない可能性があります。どうしてもブラウザの問題が改善しない場合はブラウザの再インストールを行ってください。

Google Chromeの再インストール
 Internet Explorerの再インストール
 Safariの再インストール

２．インターネット回線の問題

動画をスムーズで再生できない原因の中で一番影響が大きいインターネット回線の問題についてご紹介します。

インターネット回線の速度を確認する

まずは自分が使っているインターネット回線がどのくらいのスピードなのかを確認しましょう。

インターネットの速度は以下のWebサービスで簡単に調べることが可能です。

インターネットのスピードテスト

結果はいかがでしたでしょうか？YouTubeを利用する上で最低でも必要なインターネット速度は0.5Mbps以上ですので、0.5Mbps以下であれば低画質の動画でも途中で止まってしまう可能性があります。

画質ごとの必要なインターネット速度

YouTubeでは再生画面の歯車マークから画質を変更することができます。当然、画質を下げれば必要なデータ量も減りますから、スムーズに再生することが可能です。

以下の表は、各画質においてどのくらいのインターネット速度が必要なのかを示したものです。あくまで目安ですが参考にしてください。

画質	必要な速度
低画質(360p)	0.5Mbps以上
中画質(480p)	1Mbps以上
HD画質(1080p)	5Mbps以上
4K画質(2160p)	20Mbps以上

インターネット回線の契約を見直す

インターネット回線の速度が低すぎて動画が見れない方や、HD画質や4K画質で動画を視聴したいのに速度が足りないという方はインターネット契約を見直すことをオススメします。

フレッツ光お申し込みページ

ソフトバンク光お申し込みページ

U-NEXT光お申し込みページ

３．パソコン自体の問題

YouTubeが重くなったり固まる原因のひとつであるパソコン自体の問題について紹介します。

パソコンの再起動を行う

オーソドックスな方法ではありますが、パソコン自体に何かしらの問題がある場合は、パソコンを再起動させることで改善される場合があります。王道な方法ではありますが、簡単にできる方法ですのでまずは試してみてください。

ディスクのデフラグを行う

デフラグとはパソコンのハードディスクを最適化することです。簡単に言うとデータの整理整頓を行うことであり、デフラグを行うことによってファイルの読み込み速度や書き込み速度が上がります。結果的にパソコンの動作が軽快になりますのでブラウザでの動画再生も快適になる可能性があります。

Windows10でディスクのデフラグを行う
 Windows7でディスクのデフラグを行う

ディスクのクリーンアップを行う

パソコンを長年使っているとどんどん動作が遅くなることがあります。これは一時ファイルやログファイルなどが蓄積し、知らず知らずのうちにハードディスクの容量を圧迫することでパソコンのパフォーマンスを悪化させてしまう為です。ですので、不要なファイルを削除するクリーンアップの作業を行うことでパソコン自体の動作を快適にすることが可能です。

Windows10でディスククリーンアップを実行する方法
 Windows7でディスククリーンアップを実行する方法

また、不要なファイルを削除するフリーソフトもあります。「CCleaner」というフリーソフトはWindows標準のクリーンアップ機能でも削除できない不要ファイルも簡単に削除できますのでオススメです。

システムクリーナーソフト「CCleaner」

「CCleaner」の使い方

バックグラウンド処理を確認する

常駐プログラムなどが起動していたり、裏でPCのバックアップ処理が走ってたりすると、パソコンの自体の動きが遅くなる場合があります。YouTubeで動画を再生させるときは不要なソフトウェアを同時起動しないようにしたり、タスクバーに表示されているようなバックグラウンドで動作する常駐アプリは必要以上に起動させないようにしましょう。