ソニーのα7IIIを購入したので開封レビューしてみる

撮影機材

ずっと待ち望んていたソニーのα7IIIが発表され、発売日当日に手に入れることができたので、そのレビューを適当に書きなぐっていきたいと思います。




α7IIIを選んだ理由

1年ぐらい前からカメラの買い替えを検討してたのですが、α7IIIは自分の要望を完璧に答えてくれるカメラでした。とりあえず、自分の中で次に買うカメラの条件を決めていて、それは以下のようなものでした。

条件①:4K動画が撮影できること

まず趣味で映像制作をやっている者として4K映像を撮影できるということは必須条件でした。4K映像の撮影や編集をしている人はまだ少ないようですが、今後は4Kが当たり前な時代になると思いますので、絶対に外せない条件のひとつでした。

条件②:ミラーレス機であること

次にミラーレス機であること。ミラーレスであれば単純に撮影機材の軽量化ができ、色々と持ち運ぶことが多い私にとってこれは大きなポイントでした。そして、今後は一眼レフよりもミラーレスがカメラの主流になると思ってます。あえて一眼レフを選ぶ理由はほとんどの人にとって無いでしょう。

条件③:フルサイズ機であること

いままでのカメラはAPS-Cだったので、ずっとフルサイズにステップアップしたいと思っていました。強いボケ感を出したり、暗所での撮影時など、フルサイズ機には大きなメリットがたくさんあります。

条件④:値段が高すぎないこと

そして最後に高価すぎないこと。α7RIIIなど他のカメラも検討していたのですが、コストパフォーマンスを考えるとどんなカメラよりもα7IIIが最強だと思います。スチル撮影でも動画撮影でも十分過ぎるスペックなのに、この値段に抑えられているのは素晴らし過ぎます。



以下、α7IIIを買う前に他のカメラとの比較などをしていたので、表を使って他カメラとの違いについてまとめたいと思います。

α7IIとα7RIIIの比較

α7II α7III α7RIII
外観
発売日 2014/12/5 2018/3/23 2017/11/25
参考価格 ※1 ¥149,880 ¥229,880 ¥369,880
有効画素数 2430万画素 2420万画素 4240万画素
ISO感度 常用:ISO100-25600
拡張:最高51200
常用:ISO100-51200
拡張:最高204800
常用:ISO100-32000
拡張:最高102400
連写撮影/秒 5コマ 10コマ 10コマ
測距点 117点(位相差) 693点(位相差) 339点(位相差)
手振れ補正 5軸(4.5段) 5軸(5.0段) 5軸(5.5段)
撮影枚数 ※2 270枚 610枚 530枚
タッチパネル
ジョイスティック
デュアルスロット
動画 フルHD(1920×1080) 4K(3840×2160) 4K(3840×2160)

※1 価格はソニー公式オンラインストアの価格を参考にしています。
※2 撮影枚数はファインダー使用時の枚数。

上記の表はα7II、α7III、α7RIIIの主な機能の違いを表にまとめたものです。

こうして比較してみると、まずα7IIからα7IIIの進化度合いが凄まじいです、発売日に3年以上の差があるとはいえ4K動画の対応や、ISO感度向上、タッチパネル、デュアルスロット搭載など、カメラとしての使い勝手が全体的に大きく向上している印象です。

また、α7RIIIと比較した場合は画素数が一番大きな差になります。なので風景写真をメインやっていて高画素機が欲しい人はα7RIIIを選ぶ意味があると思いますが、写真の引き伸ばしやトリミングなどをあまりやらない人はα7IIIで十分でしょう。

さらにセンサーの仕組み上、動画の画質はα7RIIIよりもα7IIIのほうが上のようで、動画をよく撮影するという人にはα7IIIがオススメです。(α7RIIIのような高画素機は仮想的に画素をまとめるピクセルビニングを行っており、全画素読み出しができるα7IIIと比較すると画質がやや劣るようです。)


同価格帯の他カメラとの比較


FUJIFILM X-H1 SONY α7III Canon EOS 6D II
外観
発売日 2018/3/1 2018/3/23 2017/8/4
参考価格 ※1 ¥258,660 ¥229,880 ¥225,000
タイプ ミラーレス ミラーレス 一眼レフ
撮像素子 APS-C フルサイズ フルサイズ
有効画素数 2430万画素 2420万画素 2620万画素
ISO感度 常用:ISO200-12800
拡張:最高51200
常用:ISO100-51200
拡張:最高204800
常用:ISO100-40000
拡張:最高102400
連写撮影/秒 14コマ 10コマ 6.5コマ
測距点 175点(位相差) 693点(位相差) 45点
手振れ補正 5軸(5.5段) 5軸(5.0段) ※2
モニタ チルト式 チルト式 バリアングル
動画 4K(3840×2160) 4K(3840×2160) フルHD(1920×1080)

※1 価格は各メーカーの公式オンラインストアの価格を参考にしています。
※2 静止画撮影時にはないが、動画撮影時には手振れ補正あり。

α7IIIと同じ価格帯のカメラとの違いも表にまとめてみました。自分が前から気になっていたフジフィルムのX-H1とキャノンの6DmarkIIを比較対象にしています。

X-H1は4K映像が撮影でき、写真もキレイに撮れるので候補にしていたのですが、やはりセンサーサイズがAPS-Cなのでボケ感やISO感度の事を考えるとα7IIIのほうが勝っていると思います。

また、キャノンの6DmarkIIも気になってはいたのですが4K動画に対応していないということで候補から外しました。6DmarkIIの上位機種である5DMarkIVは4K動画に対応しているのですが4Kの撮影機能には色々と問題があり、値段も高価のなので候補から外しました。キャノンとえばカメラのトップシェアを持つメーカーですが、動画機能に目を向けてみるとソニーに大きな差を付けられている印象を受けます。


というわけで、静止画だけでなく動画性能も考慮して検討を進めた結果、自分にはα7IIIが最適だという結論になりました。


α7IIIを開封していく

予約購入していたα7IIIが発売日当日に届きましたので写真を撮りながら開封していきます。

届いたα7IIIを早速開封したところです。箱の中には本体の他にACアダプター、USBケーブル、バッテリーパック(NP-FZ100)、ショルダーストラップ、取扱説明書が入っていました。


本体をベタベタと触る前に、まずは液晶の保護フィルムを張ることにします。液晶保護フィルムはソニー純正のモニター保護ガラスシート(PCK-LG1)を選びました。ちゃんとタッチパネルにも対応してます。


そしてこれが実際に貼ったところです。当然ながらサイズはピッタリで、気泡が入ることも一切なく、綺麗に張ることができました。さすが純正品。



今回はα7IIIのボディの他に単焦点レンズも一緒に購入しました。買ったのはソニーのSEL55F18Zです。

フルサイズ対応で比較的使いやすい55mということで、とりあえず一本は持っておくと損はない定番の単焦点レンズです。ただ、動画をメインにやられる方はもっと広角側も撮れるズームレンズも揃えておいたほうがいいかと思います。



レンズを買ってまずやるのは保護フィルターの装着。保護フィルターに特にこだわりはないので、アマゾンで良さそうなのを適当に選びました。撥水コーティング付きだったのでそれが決め手です。



早速ボディにレンズを装着し、真上から撮ってみた写真がこちら。バランスの取れたフォルムがなんとも美しい。

α7IIIはグリップが分厚く、かつ突出するように改良されており、だいぶ持ちやすくなっています。実際に使ってみましたが持ちにくさは全く感じませんでした。

背面はこんな感じ。α7IIと比べるとシャッターボタンを半押ししなくてもピント合わせができる「AF-ON」ボタン追加されていたり、「Fn」ボタンの上にはフォーカスポイントの移動にも便利なジョイスティックが追加されています。

また、α7IIではなぜかカメラの側面に配置されていた動画の録画ボタンが、ファインダーの下の位置に変わっています。この位置のほうが使いやすいですね。


ファインダーの側面には「T※」の文字が。これはカールツァイスのTコーディングの事で、よりクリアな視界で撮影が可能になっています。


こちらはα7IIIのダイヤル周り。基本的には他のα7シリーズと同じようなボタン配置になっています。α9にはあるダイヤルロックがα7IIIにはありませんが、個人的にはなくても全く問題ないかと思っています。


α7IIIを買う決め手にもなったデュアルスロットです。2枚それぞれに記録することでバックアップを確保したり、写真と動画で振り分けて保存することも可能になり何かと便利です。

また、メモリーカードはUHS-Iのものを購入しました。もっと値段の高いUHS-IIのものもありますが、UHS-Iで4K動画は十分撮れますし、高速連射とかをしないのであればUHS-IIを選ばなくてもいいかと思います。ただ、4K動画を撮影しているとすぐに容量がなくなるので容量は大きめにしておくのがオススメです。



こちらはコネクタ周り。動画制作者には嬉しいマイク外部入力や音声をモニターできるヘッドフォン端子も当たり前のように付いています。

また、USB(Type-C)の端子も付いてますので、バッテリー切れになってもスマホ用のバッテリーを持って入ればそれで直接給電が可能です。



サンプル写真(作例)

α7IIIが届いたその日に出掛けて色々と撮影してみましたので作例として掲載します。まだ使い方がよく分かっておらず、ちゃんとした作品になっていないのですがご了承ください。

ILCE-7M3 SEL1224G [12mm F10.0 SS1/800 ISO400]


ILCE-7M3 SEL55F18Z [55mm F1.8 SS1/3200 ISO100]


ILCE-7M3 SEL55F18Z [55mm F1.8 SS1/1250 ISO400]


ILCE-7M3 SEL55F18Z [55mm F1.8 SS1/125 ISO3200]


ILCE-7M3 SEL1224G [12mm F4.0 SS1/5 ISO6400]


ILCE-7M3 SEL55F18Z [55mm F1.8 SS1/125 ISO12800]

写真は基本的にJPEG撮って出しで加工もほとんどしていない状態です。

実際に撮ってみて感じたのは、ピント合わせが超高速で、高繊細な写真が簡単に撮れるということでした。カメラとしての完成度の高さをヒシヒシと感じます。

また、あえてISO感度を12800にまで上げての撮影(6枚目の写真)もしてみました。それなりにノイズは出るだろうと思っていたのですが、驚くほどのノイズが少なかったです。もちろん拡大すればノイズはわかりますが、こうしてWEBページに掲載する程度であればISO12800でも全然使えるレベルだと思います。

サンプル動画(4K画質)

カメラが届いた翌日、少し遠出して4K動画も撮影してみました。基本的に細かな設定は変えておらず、Log記録などもしておりません。単純に動画の録画ボタンを押すだけで撮影しました。

※ 記録方式は[XAVC S 4K]、設定は[30P 100M]。
※ レンズはFE 12-24mm F4 Gと、FE 55mm F1.8 ZAの2本を使用。
※ 撮影には一部電動スタビライザーを使用しています。

撮影時には露出補正ダイヤルで少し明るさの調整ぐらいで、単に録画ボタンを押すだけだったのですが、これだけ綺麗な4K映像を撮れてしまうのは本当に驚きでした。

【追記】α7IIIの動画機能をもっと詳しく紹介するために、別途レビュー記事を書きました。ISO感度や手振れ補正機能などのサンプル動画も掲載いしています。



さいごに

購入してからまだ数日しか使ってないですが、α7IIIの優秀さをもの凄く感じています。何度も言うようですが、この値段で静止画も動画機能も優秀なのはα7IIIしかないと思います。

最近はプロのカメラマンがキャノンからソニーに乗り換えてるそうですが、そんなソニーの本気を凄く感じられるカメラです。






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