YouTuberは動画を毎日投稿する必要があるのか?

YouTubeで稼ぐ, YouTubeテクニック

ヒカキン、木下ゆうか、PDS株式会社、ヒカルなど人気YouTuberの中には毎日動画投稿を続けているチャンネルは少なくありません。

はたして、毎日投稿する意味は何なのでしょうか?今回は毎日投稿のメリットやデメリット、さらには実際に毎日投稿してみた結果についてご紹介したいと思います。

毎日投稿するメリット・デメリット

メリット

毎日投稿することで得られる一番のメリットは収益の増加です。

当然ですが、月に1本動画を投稿するチャンネルと、月に30本動画を投稿するチャンネルでは動画の総再生回数の伸びに大きな違いがあります。数打てば当たるというわけではないですが、動画がヒットする可能性も高くなります。

ですので、YouTubeからの収入で生活しようとする専属YouTuberはできるだけ高い頻度で投稿して、できるだけ収入を増加させようとしているのが現状です。

ある程度人気が出てきたYouTuberであれば毎日投稿することがファンサービスの一部にもなり、根強いファンを獲得するための手段にもなっています。

デメリット

デメリットは品質の低下です。

毎日動画を撮影し投稿することは、想像以上に大変なことでです。大変であるがゆえに、ネタ切れを起こしたり、動画の編集が雑になってしまうなど、動画の品質が低下するという事態に陥りがちです。

実際、毎日投稿を実践できているのは一部の専属YouTuberぐらいです。普段は学生や会社員をやりながらYouTuberとして活動している人が品質を保ちながら毎日投稿するのは大変難しいかと思います。

また、YouTubeをはじめたばかりの人がいきなり毎日投稿を目標に掲げているケースを見かけますが、最初から高すぎる目標を立てるのはオススメしません。YouTubeを始めた当初というのは、撮影や編集にも慣れておらず、動画制作のスピードも低い時期です。

そのような時期に無理に毎日投稿にこだわってしまうと挫折しやすくなりますので、最初のうちこそ、ゆっくりと撮影技術や編集技術を学びながら無理のない頻度で投稿することをオススメします。

実際に毎日投稿してみた結果

実は私の運営するチャンネルで毎日投稿を1か月間ぐらい実践してみたことがあるので、その時の結果などをご紹介したいと思います。

チャンネル登録者が増えるわけではない

毎日投稿のメリットとして収益の増加があるということは説明した通りですが、実際に私のチャンネルでも収益の増加がありました。

毎日投稿を実施するまでは週に1本ぐらいの投稿頻度だったのですが、その時期と比べると2割ほどの収益が増加しまいた。

ただ、チャンネル登録者数は増えませんでした。

増えないというより、実際には減りました。原因は動画品質の低下だと思われます。その頃は毎日動画投稿することだけに囚われてしまい、企画的にも編集的にも品質が低い動画も投稿してしまったのです。

明らかにつまらない動画を投稿してしまうとチャンネル登録者が減るきっかけになっていまいますので、品質が下がってしまうのであれば毎日投稿はしないほうがいいのだと学びました。

週末は再生回数が上がりやすい

実際に毎日投稿してみて実感したことなのですが、週末は再生回数が上がりやすいです。

多くのYouTuberのチャンネルに見られる傾向ですが、学校や会社でみなが忙しい平日よりも、みなが休みである週末のほうが動画の再生回数が伸びやすいです。

YouTuberによっては平日は適当な動画を投稿して、週末には力を入れて作った動画を投稿するというようにスケジューリングしている方もいるようなので、毎日投稿するにしても再生回数が伸びそうな自信のある動画は週末に投稿したほうが良いと思います。

結局、どのくらいの頻度で投稿すればいいのか?

日本のYouTuberには毎日投稿にこだわる方が多いですが、海外では毎日投稿しているチャンネルはあまり見かけません。

もちろん、毎日投稿できるのであればメリットは大きいので実践すべきですが、無理に実践するべきではないと思います。GoogleがYouTuber向けに公開しているクリエイターアカデミーでは、週に1本は動画を投稿するようにしましょうと書かれており、決して毎日投稿しましょうとは書かれていません。

この「週に1本」というのは学生YouTuberや社会人YouTuberでも無理なく続けられる、ひとつの目安であり、私個人としては週に最低1本投稿するという目標にするのが一番良いと思います。私が運営するチャンネルは実際に週に1本ぐらいの投稿頻度ですが、チャンネル登録者は5万人を超えることができました。

結局、どのくらいの頻度で投稿できるかどうかは、動画の内容や、YouTubeにかけられる時間の量など、人それぞれですので自分に合った投稿頻度を見つけてみてください。



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