超小型LEDライト「LUME CUBE」を買ったのでレビューしてみる
今回は久しぶりに撮影機材のレビュー記事です。
動画撮影やスチール撮影でも使えそうな超小型LEDライト、LUME CUBE(ルームキューブ)を購入したので、簡単に紹介してみようかと思います。
「LUME CUBE(ルームキューブ)」とは
LUME CUBE(ルームキューブ)とは超小型LEDライトで、小さいながらも強力な光を放ち、海外では既に人気の商品の商品です。日本では株式会社ケンコー・トキナーから今年の2月10日にようやく発売となり、カメラと写真映像の展示会「CP+」でも紹介されていました。
私は「CP+」の会場で展示されているのを見て購入を決めました。こんなに小さいのにもの凄い明るさで、一瞬にして心を奪われてしまいました。ほんとめちゃくちゃ明るいです。
公式プロモ動画
LUME CUBEの公式YouTubeチャンネルのプロモーション用動画です。防水という機能をがあるので、サーファーの撮影に使われているシーンが使われています。小型なので、GoProのようなアクションカム、そしてドローンとの愛称も良さそうです。また、スチール撮影での照明としても使えそうな感じです。
開封してみる
開封してみると、本体のほかにUSBケーブル、取り扱い説明書、ステッカーがついていました。
LUME CUBEの機能紹介
明るさは最大1500ルーメン
まず、一番気になる「どのくらい明るいのか?」という点ですが、最大で1500ルーメンの明るさまでになります。
1500ルーメンはだいたい100Wの電球と同じぐらいの明るさです。ただ、LEDライトの特性からか、電球の明るさよもかなり明るく感じます。
夜のロケ撮影などで、正面からこれで光を当ててしまうと、被写体になっている人はかなり眩しくて目を開けにくくなってしまうかもしれません。その点は、少し斜めから光を当てるなどの工夫が必要かなと思います。
明るさの調整は自由自在
明るさは本体のボタン操作によって10段階で変更することが可能です。
この記事の後半で紹介しますが、スマホアプリからだと1%ずつ明るさを変更可能になります。なので、実際には100段階で明るさを調節することも可能です。
どんなものにも付けられる
本体の下には三脚穴が付いていますので、どんなものにも取り付けることが可能です。三脚、一脚、ボール雲台、クリップ式雲台、そしてデジタルカメラにも取り付け可能です。
この辺りは使う人のアイデア次第でどんな使い方もできるかと思います。
防水は水深30mまで
自分はあまり恩恵を受けることはないかもしれないのですが、強力な防水機能が備わっています。
雨の日の撮影、スキューバダイビングなど、人によってはかなり重宝するかと思います。
充電時間とバッテリーについて
バッテリーの持ちについてですが、最大パワーで使い続けると30分まで持ちます。50%で使い続ければ2時間持ちます。
また、フル充電までの時間は90分となっています。
本体の裏にコインで回すネジがついており、そこに充電口があります。ここはちょっと面倒な点ですが、防水機能付きなので仕方ないですね。
ちなみに、USBから充電できるのでスマホ用バッテリーなどから充電することも可能です。なので、長時間の撮影でバッテリー切れになっても、すぐ充電することが可能です。
また、充電しながら点灯させることもできました。
スマホアプリから操作する
LUME CUBEにはスマホアプリ(iOS,Android)があり、遠隔操作をすることが可能になります。以下、そのスマホアプリの簡単な解説です。
初期設定
スマホから遠隔操作するにはアクティブ化というのをする必要があります。
アクティブ化はとても簡単で、スマホアプリを起動した時に出てくる入力フォームへ、説明書に載っているシリアル番号を入力するだけです。
あとは、アプリが自動的にデバイスを検出してくれるので、すぐに遠隔操作できるようになります。最大5台まで同時に操作可能です。
遠隔操作
操作画面では光の量を遠隔で調整できるほか、バッテリー残量を確認することができます。
光の量は1%~100%の間で1%刻みで調節することができます。
また、スマホの写真撮影、動画撮影との連携もできます。写真撮影モードではストロボのようにシャッターを押したときに点灯せることが可能です。
ビデオモードでは録画開始時に点灯させ、録画停止時に消灯します。
実際に使ってみた感想
夜間の撮影などで実際に使ってみた感想ですが、一番気に入ったのはコンパクトさです。
すごく小さいので使わない時はポケットに閉まっておいて、使うときにサッと取り出して使うことができました。
今までは小さいLED球がたくさんついているLEDライトを使っていたのですが、それだと荷物としてかさばるし、変に目立つので人前では使いにくかったのですが、LUME CUBEであればそのような使いずらさは一切ないです。
そして、明るさについては申し分なく、状況によっては明るすぎるので少しパワーを落として撮影することもありました。
また、LUME CUBEの光はやや青白い色をしているので、人物を照らすと顔が少し青白くなってしまいます。なので、その点は状況に合わせてカメラのホワイトバランスを調整する必要があるかもしれません。
追記:軽量なLUME CUBE AIRが発売されました
2019年の2月に、LUME CUBEの新しいモデルとしてLUME CUBE AIRが発売されました。
このモデルは重量が56gという驚異的な軽さになっており、初代のLUME CUBEの半分程度の重量しかありません。重量は軽くなっていますが、明るさは1000ルーメンで変わっておらず、バッテリーの持ちも同じです。
防水性能を見ると、初代が30mまでで、AIRが10mまでなので、防水性能はやや落ちています。ただ、通常の使い方であれば10mの防水性能があれば十分でしょう。
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