飲食店で動画撮影するときの注意点と許可取りについて

YouTubeテクニック, 企業コラボ

最近は飲食店の中で食レポ風の動画を撮影してYouTubeに動画を投稿している方も増えてきました。

ただ、飲食店で撮影を行う場合はそれなりのルールを守って撮影を行わなければなりません。今回はそんな飲食店での撮影マナーについて、自分の経験を交えながら紹介したいと思います。

撮影許可をもらわないとダメ?

飲食店でカメラを回す場合はお店に撮影許可を得る必要はあるのでしょうか?結論から言うと、

必ず撮影の許可を得ること。

ちょっとした撮影であっても、他の人に迷惑にならない撮影であっても、お店の方に撮影の許可を得てください。勝手に撮影した場合は、後々お店側とのトラブルに発展しかねません。

たいていのお店は快く許可してくれますので、コソコソ隠れて撮影してトラブルになるよりは、面倒でも事前に許可を取るほうがよいでしょう。

撮影許可もらう方法

飲食店の店主から撮影の許可を得る場合、どのように行えば良いか以下にまとめます。

電話で事前連絡するのが基本

撮影の許可を得る場合、直接店舗に赴いてもいいのですが、事前に電話で交渉するのが一般的です。お店が忙しそうな時間帯を避けて電話をかけて、お店の方と直接交渉を行います。

電話をする際には以下の内容を伝えながら話を進めるとよいかと思います。

① 撮影目的

何のために撮影を行うのか?またその動画をインターネット上に公開するのかどうかもきちんと伝えるべきでしょう。

また、お店によっては企画の内容について尋ねてくる場合もありますので、撮影する内容も含めて伝えましょう。お店の不利益になるような企画内容でなければ、撮影内容で断られることはないと思います。

② 撮影を行いたい日時

何月何日の何時から何時まで撮影したいのかを伝えましょう。

お店側にとっても、撮影を行う側にとっても、ほかのお客様がいない空いている時間帯を選ぶほうが良いと思います。ですので、日時や時間はお店の方とうまく相談して日時を決めてください。

③ 撮影の規模

ごく少人数で機材はビデオカメラ1台だけというぐらいの規模であれば心配する必要はないですが、規模の大きい撮影では注意が必要です。

カメラマンや出演者が何人もいて、カメラや三脚をいくつも使用するような撮影であれば、他のお客様の迷惑になにますので、お店の方と慎重に話を進める必要があります。

場合によっては営業時間内ではなく、開店前や閉店後に特別に撮影をさせてもらうケースもあります。

当日その場で許可をもらう場合

事前に連絡していなくても、小規模の撮影であれば当日その場で許可を得られる場合もあります。

店員さんに「ビデオカメラを回してもいいですか?」と尋ね、必要に応じて撮影目的や動画の利用用途についても伝えましょう。

その場ですぐ許可を得られるかどうかは、お店の混雑状況や店員さんの判断次第ですので、本来は事前に連絡して許可を取っておくのが賢明です。

お金を請求される場合もある

普通のお店は撮影することに対してお金を請求してくることはまずありません。

ただ、当然ながらお店によって方針が異なりますので、お金を請求してくるお店もあります。

以前、ユニークなメニューを出す人気店に撮影許可を貰おうと電話したことがあるのですが、一回の撮影で2万円という値段を提示されました。結局、撮影は諦めたのですが、テレビでも取り上げられるような人気店だったので仕方ないかなぁと思っています。

飲食店で撮影するときに気を付けること

店内に他のお客さんがいる中で撮影する場合は以下の事に気を付ける必要があります。

他のお客さんが写らないようにする

撮影時に一番気を付けなければならないのは他のお客さんの写り込みです。

わざとではなくても、勝手に撮影されてYouTubeに公開までされたら誰だって嫌な気持ちになります。

無駄なトラブルを避けるためにも、撮影するものは料理や出演者だけに限定し、もし他のお客様が写りこんでしまったら編集でモザイクをかけるなどの対処を行ってください。

騒いだり大きな声を出さないようにする

カメラの前だとつい大きな声を出したり騒いだりしがちですが、他のお客様がいる場合は当然のマナーとして、大きな声をだしたり騒いだりしないようにしましょう。

実際の経験談

飲食店での撮影を何度か経験してきましたので、その一部をご紹介したいと思います。参考にしてみてください。

チャレンジメニューのお店で

最初に紹介するのは超大盛りのニューを提供していたお店で撮影したケースです。超大盛りのチャレンジメニューに挑戦するという企画での撮影でした。

許可は事前に電話でもらい、個人経営の小さいお店だったせいか、店主の方には色々と撮影に協力して頂けました。

店内には普通の席のほかに半個室の席が一か所だけあり、そこを撮影場所として確保して頂きました。また、店主さんの計らいで超大盛りメニューの調理風景を厨房で撮影させて頂くこともできました。

開店直後という時間帯で撮影を行ったのでお客さんが少なく、ほかのお客さんに迷惑をかけることなく撮影をすることができました。

街の小さな居酒屋さんで

食レポの動画を個人経営の小さな居酒屋さんで撮影した時なのですが、その時は照明機材や三脚も使用するちょっと本格的な撮影を行ったときで、お店との交渉の結果、開店前のお店を貸し切りで撮影に使わせてもらうことができました。

開店前なので当然ながらお客さんはゼロ。貸し切り状態の店内でとても自由に撮影させてもらいました。

大人数での撮影だったり、使用する機材が多い場合は、営業時間外の時間帯を使わせてもらえないか交渉してみるものありだと思います。

たまたま入ったラーメン屋さんで

過去には事前連絡なしで、いきなり撮影許可を貰えたケースもありました。

たまたま入ったラーメン屋さんでビデオ撮影をしていいか聞いたところ、すんなりと撮影許可が下りました。人数は少なかったですし、小さなカメラ1台だけでの撮影だったのでお店側も問題ないと判断してくれたのでしょう。

小規模の撮影であれば当日にいきなり行っても、撮影を許可してくれる飲食店は多いかと思います。

まとめ

色んな飲食店で撮影の許可取りを行ってきましたが、露骨に断ってくるお店はほとんどないです。

むしろ、お店によっては撮影にすごく協力的になってくれるところもあります。許可を取らないとトラブルの原因になりますが、きちんと許可を取ればこんなメリットもありますので、飲食店で撮影を考えいている方はぜひ、お店の方に許可とってから撮影を進めてみてください。

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公園や河川敷などのロケで動画撮影する時の注意点と撮影許可を得る方法については以下のページをご覧ください。




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